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コミュニケーション・ラボラトリーの公式ブログです。イベントの告知のほか、いままで書き溜め、Mixiなどで公開していた文章なども公開していきます。
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人は誰しもエゴを持っている
自分の生き方を貫きたいと思っても
自分の気持ちに正直に生きたいと思っても
それが誰かを傷つけることになってしまうなら
誰かの犠牲の上に自分の思いを貫こうとしてしまうなら
それは自分のエゴにすぎない

他人への気遣いと自分のエゴ
二つの思いの板ばさみになって人は生きている
どちらもないがしろに出来ない
でも時にどちらかを選ばなければいけない
そんな風に思っていたりした

自分の正直な思いを誰かに伝えるとき
それは時として相手を傷つけるかもしれない
言葉が重荷となって相手にのしかかるかもしれない
相手を苦しめるかもしれない
その可能性を知りながらも 
正直な思いだけを誰かに伝えようとするなら
それもやはりエゴにすぎないのだろう

自分の思いを心の中だけに留めておくのは不健康
積もり蓄積して心を埋め尽くしてしまう
そして人はその圧迫に苦しみ 相手のことを考えずに
思いをぶちまけてしまいそうになる

僕にもそんなエゴがあった 
ほかの誰にでもあるようにエゴがあった
そして僕はそんなエゴから目をそむけて生きてきた
汚い部分を見つめずに生きてきた
何度も何度もぶちまけたい衝動に駆られながら
その感情を無視し、ごまかし、隠し、自分をだましてきた
誰かを傷つけることを恐れていた

自分には誰かを傷つけてまで通したいと思う自分がなかった
そんな覚悟がなかった
でも
本当にそうなのだろうか
僕になかったのは誰かを傷つける覚悟なんかじゃなくて
誰かを本当に幸せにするする覚悟がだった
一時的に傷つけたり苦しめたとしても
最終的に絶対に相手を幸福にするという決意
自分に足りないのはその覚悟だった

恐れていたのは人を傷つけることなんかじゃない
自分が傷つくことなんだ
相手の幸福を本当に願い、祈り、行動に移すなら
おのずと選ぶべき道は定まる
誰かを傷つけてしまうかもしれないのなら
自分も責任と言うリスクを負わねばならない
幸福と成長を約束する責任を

決して人を傷つけてしまうことを肯定するわけではない
なぁなぁで生きていくだけなら
目をそむけて生きていけば良い
ただ本当に誰かを幸福にしたいと言う決意もなしに
いったい僕は何をなすことができるのだろうか

エゴはエゴ
それはなんら変わらない
ただ目をそむけることはやめた
自分自身のエゴの中に相手すらも含めることで
自分の道を貫きながら、周りの人も大切にしていきたい
自分を幸福を真剣に考えながら 大切な人を幸福にしていきたい
その決意が その覚悟があって
初めて自分のエゴを通そうと決めた

この選択が正しいかどうかなんてわからない
いや、この選択を必ず正しいものとするための決意
すべては今からの自分で決まる
エゴに負ければ自分ひとりの道
エゴを超えれば共に幸福の道

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    「時に」

時に悲しみ 頭(こうべ)を垂れて
足下(そっか)に咲きし花を知る
儚くも健気なその美しさに
守るべき小さき命を悟り
この悲嘆の意味を知る

時に迷いて あたりを眺め
地平に沈む 夕焼けを知る
流れる緋雲の行くその先に 
苦難にあえぐ民の声聞き
この憂慮の意味を知る

時に悔やみて 背を振り返り
傍らに苦しむ友を知る
同苦の彼へ手を差し伸べて
共に進むべき道歩みて
この宿命の意味を知る

時に苦しみ 天を仰ぎて
闇夜に輝く 明星を知る
遥かに広き宙(そら)に包まれ
己(おの)が悩みの小さきを悟り
この逡巡の意味を知る

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『鏡』

鏡に映る私は虚像 
本当の私とは違う映像
偽りの私を見せている 
私は自分を偽って見せている

今まで自分が創り上げてきた 
イメージは実は自分とは違って
ときよりそのギャップに気がついて 
悩んだりするときもあったりするんだ

でも創り上げてきた自分の虚像は 
自分の理想の反映だったりして
そのギャップを埋めるための努力が
たしかに自分を導いてくれました

忙しい毎日に追われていると 
本当の私すら見失ってしまって
周りに合わせ 期待に応え 
自分のしたいこともわからなくなって

それでも流れていく時の流れで 
かけ離れていく実像と虚像
自分が創り上げていたイメージは 
いつしか周りに創られていました

ある日 ふと足を止めて 
沈み行く夕陽をながめていました
街の喧騒から身を離したときに 
突然 不安に襲われました

誰が 本当の自分を 
知っているのだろうって 
涙あふれそうになって
とぼとぼとひとり歩きだしながら 
本当の孤独を噛みしめていました

鏡に映る私は虚像 
本当の私とは違う真相
偽りの私を見てきたあなたは 
実像の私を知りはしない

それでも過ぎていく時の流れに
忙しさで忘れ去ろうとする虚しさ
感情隠して 周りに歩調合せて
怒りも 不安も 苛立ちも すべて偽ってました

偽物の笑顔に装った毎日に
疲れはてて 苦笑いに変わる日もあって
そんなちょっとした私の変化に
気づいてくれたあなたがそこにいました

「無理して笑わなくていいよ」
怒りも 不安も 苛立ちも すべて吐き出して
それでも私、認めてくれる 
あなたの存在に涙するばかりでした

その時まさにあなたは鏡のようで 
私の心をきれいに映し出して
私は自分の実像を初めて 
じっくりと見つめることができました

鏡に映る私は虚像 
本当の私とは別々のもの
あなたと言う鏡に映し出されて 
私は自分の実像を知りました

心の内側に光る鏡
曇っていたから 自分うつしだせなかった
いつか自分の胸の鏡で 
本当の自分を映し出せるように

鏡を磨こう ただひたすらに
一心不乱に磨いていこう
その時はじめて私の虚像と実像は
見分けのつかない鏡映になるから

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ヒマワリのように 凛と まっすぐと
太陽に向かって伸びて行きたい

風にも 雨にも 揺らぐことなく
ただただ一心に陽に向かって伸びゆく
ヒマワリになりたい

暖かい太陽の光が
暗い闇夜を朝に変えるように
身近な人々の悲しみや苦しみを
取り払ってあげれるようなヒマワリの人でありたい

どこまでもひろく
どこまでもやさしく
すべての生命を育み
すべての命を見届け

時に雨の日も
曇りの日もあり
その暖かい日を浴びることができない日もある

でも そんな日であっても
分厚い雲の向こうで
太陽はいつでも輝いている 笑っているのだ

心に翳る暗い雲を払えば
そこにはいつもと変わらない太陽が輝いているから

この地を照らす陽の光に感謝し
ただただ高く伸びていこう
いつか自分が未来に輝く太陽になるために

そのために今、ヒマワリでありつづけよう
まっすぐと太陽を見つめ
まわりにささやかな幸せを捧ぐ
まだ小さなヒマワリに

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カウンター
プロフィール
HN:
Junya Tanaka
性別:
男性
職業:
NGOスタッフ/参加型の場づくり研究・実践家
自己紹介:
青山学院大学の社会人大学院社会情報学研究科ヒューマンイノベーションコースで参加型の場づくり、ワークショップデザイン、ファシリテーションなどについて研究をしながら、震災関連の仕事をしています。

2007年5月南カルフォルニア・オレンジ郡にある4年制教養大学を卒業しました。その後にすぐにイギリスの大学院に行くつもりが、もろもろの事情でいかないことにし、日本に帰国しました。なぜかいまだに日本にいます。人生思ったようにはならないです(笑)
後悔はしていませんが、試行錯誤です。

2011年5月にまたまた転職しました。震災関連の仕事をするためにアメリカ系のNGOで働き始めました。

また休日や平日の夜にはイベントや会議や参加型のプロセスのデザインやコーディネートをやったり、さまざまな研修や会議のお手伝いをしてます。ご関心があればお声掛けください。こういう研修ってふつう結構高いので、学生が参加できる金額でやれたらなと思っています(参加費応相談)
◇参加型ファシリテーション入門編ワークショップ
◇傾聴力ワークショップ
◇アイスブレーキング体験学習ワークショップ
◇開発と気候変動を考える参加型ワークショップ
<現在企画中>
▽発問力ワークショップ
▽ワークショップデザインコース
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