コミュニケーション・ラボラトリーの公式ブログです。イベントの告知のほか、いままで書き溜め、Mixiなどで公開していた文章なども公開していきます。
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長崎から帰ってきました。時間の関係で、平和集会には参加できなかったけど、原爆の日が近いというだけあって町全体が平和を考える雰囲気にあふれていました。
生まれて20年間。東日本で生まれ育った僕は、本を読んだりするだけで、ちゃんと原爆が落ちた長崎・広島を訪れたことがなかったんです。もちろん 8・6、8・9に追悼はしたし、新聞で長崎市長・広島市長の話を読んだりしながら、原爆について考えることはたくさんありました。でもそれは目の前で見、 被害者の話を聞き、あの場で感じることとはやっぱり違うんだと思う。
アメリカの大学に通い、世界のいろいろな人と、世界平和について語りながら、「唯一の原爆の被害国として日本は非核と平和を訴えねばならない」という思いを強めていながら、どうしても実際に言ったことがないという思いから、自信をもって語りきれない自分がいたのです。
今回長崎をじかに訪れて、語りつくせない原爆への思い。それは60年前という過去ではなく、確実に続く「今の問題」なんだとひしひしと感じられるのです。
イラク戦争において使われた放射能を放つ劣化ウラン弾、核爆弾をちらつかせて国交を語る政治家。こうした問題に日本は本気で「非核・被爆防止」を 語っていかねばならないし、日本にはそれを語れる資格がほかのどの国よりもある。日本の指導者はそれを自覚して、行動していかねばならない。どっかの国に 追従するのではなく。
いま自分にできること、それは語ること。長崎で知り合った友達は小学生のときから平和学習をしてきていて、他県の友達がぜんぜん知らないことに驚 いていた。日本国内ですらそうなら、アメリカなんてなおさらです。日本が戦時中のアジア各国でした残虐行為をちゃんと教え切れていないように、アメリカで も、原爆の被害についてはちゃんと教えきっていないんではないでしょうか。
アメリカに帰ったら声を大にして方っていきたいと思う。それは決して原爆の被害を見せて「これがお前たちの所業だ」ってアメリカ人を責めるためにするのではありません。3年前の広島市長が原爆の日に語ったように、「憎しみの連鎖は切らねばならない」のです。
原爆の被害をちゃんと伝えたうえで「未来において絶対にこんな悲劇を繰り返してはならない」とわかりあうためです。
まず自分ができることをしようと思う。
生まれて20年間。東日本で生まれ育った僕は、本を読んだりするだけで、ちゃんと原爆が落ちた長崎・広島を訪れたことがなかったんです。もちろん 8・6、8・9に追悼はしたし、新聞で長崎市長・広島市長の話を読んだりしながら、原爆について考えることはたくさんありました。でもそれは目の前で見、 被害者の話を聞き、あの場で感じることとはやっぱり違うんだと思う。
アメリカの大学に通い、世界のいろいろな人と、世界平和について語りながら、「唯一の原爆の被害国として日本は非核と平和を訴えねばならない」という思いを強めていながら、どうしても実際に言ったことがないという思いから、自信をもって語りきれない自分がいたのです。
今回長崎をじかに訪れて、語りつくせない原爆への思い。それは60年前という過去ではなく、確実に続く「今の問題」なんだとひしひしと感じられるのです。
イラク戦争において使われた放射能を放つ劣化ウラン弾、核爆弾をちらつかせて国交を語る政治家。こうした問題に日本は本気で「非核・被爆防止」を 語っていかねばならないし、日本にはそれを語れる資格がほかのどの国よりもある。日本の指導者はそれを自覚して、行動していかねばならない。どっかの国に 追従するのではなく。
いま自分にできること、それは語ること。長崎で知り合った友達は小学生のときから平和学習をしてきていて、他県の友達がぜんぜん知らないことに驚 いていた。日本国内ですらそうなら、アメリカなんてなおさらです。日本が戦時中のアジア各国でした残虐行為をちゃんと教え切れていないように、アメリカで も、原爆の被害についてはちゃんと教えきっていないんではないでしょうか。
アメリカに帰ったら声を大にして方っていきたいと思う。それは決して原爆の被害を見せて「これがお前たちの所業だ」ってアメリカ人を責めるためにするのではありません。3年前の広島市長が原爆の日に語ったように、「憎しみの連鎖は切らねばならない」のです。
原爆の被害をちゃんと伝えたうえで「未来において絶対にこんな悲劇を繰り返してはならない」とわかりあうためです。
まず自分ができることをしようと思う。
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プロフィール
HN:
Junya Tanaka
性別:
男性
職業:
NGOスタッフ/参加型の場づくり研究・実践家
自己紹介:
青山学院大学の社会人大学院社会情報学研究科ヒューマンイノベーションコースで参加型の場づくり、ワークショップデザイン、ファシリテーションなどについて研究をしながら、震災関連の仕事をしています。
2007年5月南カルフォルニア・オレンジ郡にある4年制教養大学を卒業しました。その後にすぐにイギリスの大学院に行くつもりが、もろもろの事情でいかないことにし、日本に帰国しました。なぜかいまだに日本にいます。人生思ったようにはならないです(笑)
後悔はしていませんが、試行錯誤です。
2011年5月にまたまた転職しました。震災関連の仕事をするためにアメリカ系のNGOで働き始めました。
また休日や平日の夜にはイベントや会議や参加型のプロセスのデザインやコーディネートをやったり、さまざまな研修や会議のお手伝いをしてます。ご関心があればお声掛けください。こういう研修ってふつう結構高いので、学生が参加できる金額でやれたらなと思っています(参加費応相談)
◇参加型ファシリテーション入門編ワークショップ
◇傾聴力ワークショップ
◇アイスブレーキング体験学習ワークショップ
◇開発と気候変動を考える参加型ワークショップ
<現在企画中>
▽発問力ワークショップ
▽ワークショップデザインコース
2007年5月南カルフォルニア・オレンジ郡にある4年制教養大学を卒業しました。その後にすぐにイギリスの大学院に行くつもりが、もろもろの事情でいかないことにし、日本に帰国しました。なぜかいまだに日本にいます。人生思ったようにはならないです(笑)
後悔はしていませんが、試行錯誤です。
2011年5月にまたまた転職しました。震災関連の仕事をするためにアメリカ系のNGOで働き始めました。
また休日や平日の夜にはイベントや会議や参加型のプロセスのデザインやコーディネートをやったり、さまざまな研修や会議のお手伝いをしてます。ご関心があればお声掛けください。こういう研修ってふつう結構高いので、学生が参加できる金額でやれたらなと思っています(参加費応相談)
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