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コミュニケーション・ラボラトリーの公式ブログです。イベントの告知のほか、いままで書き溜め、Mixiなどで公開していた文章なども公開していきます。
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6月17日から19日にジュネーブで開催される気候変動関連のユース会議に参加するため、明日スイスに向けて発ちます。
この会議は、Global Humanitarian Forumというアナン前国連事務総長が主導し、2007年にスイス政府が作った国際組織です。

世界規模の人道問題について議論するためにキープレイヤーを年に一度年次総会を開催し、声を発することを目的としています。
昨年の年次総会から引き続き、「気候変動問題」について言及し、特に「気候変動の人的・社会的影響」に焦点を絞って保健や開発的観点も踏まえて議論されることとなります。

私が参加するユース会議は、この年次総会に合わせて初めて行われるもので、100名の参加者が選考されました。年次総会と同じテーマを扱います。

簡単にですが、会議の流れを紹介します。

1日目(17日)
午前
歓迎の言葉 
1)Mischa Liatowitsch/プログラムコーディネーター、
2)Walter Fust/Global Humanitarian Forum CEO、
3)Dr.Margot Hill/ジュネーブ大学教授、気候変動および気候影響リサーチグループ

代表発表
1) ビジネスと開発をつなげる: PlayMade Energy Ltd
Daniel Sheridan, PlayMade Energy Ltd創設者

2) 21世紀におけるアクティビズム: 350.org
Diana Vogtel, 350.orgヨーロッパコーディネーター

3)気候変動:現実と現実逃避の間で
Suresh Guptara and Jyoti Guptara,

午後
気候変動の人的影響について地域を教えるには:Ecowatch Africa
Rachel Nampinga, Ecowatch Africa創設者兼代表

デザイン、持続可能性と気候変動: 60bag
Katarzyna Okinczyc, 60bag創設者


<UNFCCCシミュレーション>
ルールと進行方法の紹介:ジュネーブ国際模擬国連委員会
シミュレーション開始
ブレインストーミングセッション


2日目(18日)
午前

・気候変動について宗教間対話
・気候変動の人的影響について双方向ディスカッションラウンド
・建築と気候変動への挑戦:André Schmid and Jonathan Nestler, 建築家
・気候変動に対するキャンペーンとアクション: 21世紀のコミュニケーション手法:Jake Goodman, Project Officer, EURO RSCG and Global Campaign for Climate Action

・万人への気候情報:Global Humanitarian Forumのイニシアチブ
Moyenda Chaponda, WIFAプロジェクトアシスタント, Global Humanitarian Forum

午後
ランチとアイディアフェア
アクションを考える分科会


3日目(19日)
午前
ベストアイディアの選考と紹介
ベストアイディアをよりよくするためのプロジェクトタスクフォース

午後
最終プロジェクト案の発表
コペンハーゲンマニフェスト(おそらくCOPに向けた)を作るためのブレインストーミング
閉会式


という形になっています。
会合の様子は
http://www.ustream.tv/channel/youth-forum-2009
でストリーミング配信されるようです。ご興味があればぜひ御覧ください。

会期中もできるだけアップしていくのでぜひ見てください。
では!


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フォトジャーナリストで先日友達になった安田なつきちゃんが紹介してくれたワークショップに参加することにしました。

ジョインパートナーズというところが主催のジャーナリスト・ワークショップです。知的障害者サッカー取材プロジェクトとして、ライター、カメラマン、フォトジャーナリストのための全4回のワークショップ。
http://www.joinpartners.jp/journalistworkshop/news/20090515.html

文章を書くのはずっと好きで、自分が知った様々な世界のことを自分の言葉で人に伝えていくことは、人生を賭けてやっていきたいとおもうほど自分の大きなテーマでもあります。

でもMixiの日記とかブログとかそういう小さな範囲でしかそういうことはできていなくて、もっと不特定多数に対して訴えかけるようなことにチャレンジしていかなければいけないのでした。

でもなかなかそういう機会ってなくて、ジャーナリズムとか勉強していたわけでもないので、個人的な範疇をでることができてなかったのです。

でも、最近、そう特に最近なのですが、やっぱり言葉をつむいでそれを社会に発信することをしていきたいって思いが強くなってきました。

春樹の影響も多少あるかもしれませんが、その前からも結構思っていたことです。

そんなときのワークショップのご紹介だったので、まさに渡りに船というのでしょうか。金額で少し悩みましたが、今年は「自分に投資するの一年」と決めたので、やることにしました。なつきちゃんと一緒に参加できるのも嬉しい限りです。

20名限定なので、もう結構埋まっているかもしれませんが、もし興味のある人、参加しませんか?

あと、そろそろ月一くらいで「コミュニケーション・ラボラトリー(実験室)」なるものを開催したいななんていう思いも・・・・。略して「コラ ボ」って、京都のけんしゅうさんもhome's viで同名のイベントを始めましたが、僕も去年くらいから名前だけは考えてたんです(言い訳)。ファシリテーションとか、いろいろな手法とか、人と人との コミュニケーションとか、人と自然とのコミュニケーションとか、情報発信とか、いろいろなことを考えたり、実験したり、議論したりするまったりした場はつ くりたいな、と。まー、始めるのは早くても9月でしょうか・・・・。
 
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日記的なものも載せていきます。

今日は昼から浅草に行って、
先週から参加しているよさこいのチームの練習

乱舞姫って名前だけど、ちゃんと男も半分くらいいるのです
先週は見学と雨だったからほとんど踊れなかったのだけど
今日から「振り入れ(振りを覚えること)」を始めました。

ひさしぶりの運動、7年ぶりくらいのよさこいに体が悲鳴を・・・・
明日は筋肉痛かもね

行き途中と帰りでは相変わらず「1Q84」を読んでいる
この小説、まぁ村上春樹だからそうなのだけど、結構性的な描写がおおい。
前作の「海辺のカフカ」は中学生と結構年寄りなおっさんが主人公だったから、そういうのはあんまり(まったくないわけじゃないけど)多くなかったのだけど、今回はアラサーの男女がそれぞれ主人公だから結構そういうのおおいのよね。

場面によっては、かなり官能小説っぽい部分もある。単語もいっぱい出てくるし。こういうのを電車で読むとき、すこしだけ目線とか気になっちゃった りもする。ベストセラーでみんな買っているから電車で「あー、あいつも読んでる」とか思われたくないからカバーは掛けているのです。
でもその状態で、そういう官能的な部分を後ろからとか見られたら、なんか電車の中で官能小説読んでいるみたいだよね。

ハードカバーの官能小説なんて、みたことないけど。
まー、そんなこんなで、下巻も半分を過ぎた辺り。物語の真相にもぐいぐい近づいております。
しばらく僕の恋慕の相手である「ふかえり」が出てこなくなって、もどかしくもなりましたが、彼女も戻ってきました。さて先が気になるところです。

練習が終わった後、原宿に行って、友達の誕生日パーティーへ。
高校からの友達と大学からの友達の合同誕生日パーティー。
懐かしい人にもたくさん会えたし、初めての人ともはなせて(人見知りの僕にしては珍しい)、楽しい時間でした。

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村上春樹の新作「1Q84」を読み始めて、20章あたりまで読み終わった。
だいたい上巻の終りの方。

前作「海辺のカフカ」と同じく、二つのストーリーが交互に展開されていて、最初の方はその関係性はあまり見えない。なにしろ主人公の一人は女性の スポーツインストラクターで、もう一人はデビューもしていない小説家。最初の方ではまるで別の小説を交互に読ませられているような錯覚すら覚えてしまうほ ど。しかしおいおいそこはちゃんとつながりが見えてくるのです。

そんな作品の構成とは別に、読み進めているうちに僕は片方のストーリーの一人の登場人物にとても惹かれはじめていることに気がつく。

それは小説家の天吾の話に出てくる、「ふかえり」と呼ばれる少女。
彼女は謎の多い過去を持ち、神秘的な雰囲気を持つ17歳の少女。
言葉は少なく、しかし語り口は端的で、言葉の抑揚はなく、疑問の言葉も語尾をあげずに話す。言葉が少ない分、作者は彼女の動きやいでたち関する描写は詳細にしている。
その表現は文章でありながらとても視覚的、読みながら自然と彼女を想像してしまうようで。
読み進めていると、どんどん彼女の描写を追っている自分に気がつく。もう一つのインストラクターのストーリーを読むことすらうざったくなってしまうぐらいに。(そんなことするとおいおい二つのストーリーのつながりがわからなくなるのでしないのだけど・・・)

それはまるで初恋でもしているような憧憬で。
挿絵もなく、文章のみで表現される彼女のイメージは、完全に読者にゆだねられる。
よく読むと動きに関する描写は多く、他の登場人物が彼女を美しいと誉めいるものの、はっきりとしたイメージは描かれない(ほかの登場人物も同様であるが)。

だから読者は自然と、自分の理想とする女性を彼女に重ね合わせて、文章を読みながら想像してしまうのではないかなと。そうならば惹かれてしまうのは当然なのかもしれない。

上巻の終りに近づくにつれて、どんどんと二つのストーリーに共通するキーワードが現れはじめ、それらを中心にどんどんと重なりあっていくのだろう。
それはとても心をわくわくさせて、ページをめくる指の動きを早まらせもする。

僕が小説を読むのは移動時間だけで、家に着いてからゆっくり読むことはしない。だから読み進められるのは多くて1日に4章程度。早くてあと5日程度で下巻も読み終わってしまうかもしれない。それはとても寂しいような気もする。

最後まで大切に読み進んでいこうと思う。淡い感情を抱きながら。

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日々の営みが織りなす日常の連続の中で

時の流れというものが、自分の意識とは関係なくただ進んで行くような錯覚がある

いや、それは錯覚というよりも

麻酔を打たれた体が、それでもなお感じる痛みのように

茫洋なのにやけに現実的な感覚なのかもしれない

置いてけぼりのようで、実際には進んでいる

なんだか上京するために列車に乗り込んだのに、心はまだ故郷にあるような…

取り残されたのは心の方なのに

体が取り残されたかのように感じるのは何故だろうか

"このままではいけない"と心が囁いているのかもしれない

この感覚は研ぎ澄ませていくべきなのだろう

体に与えられた痛みは感じなくてはいけない

ごまかし続ければ、処置ができずに

やがて内側から腐りはじめる

だから痛みを忘れてはいけない

感覚と体を同一させねばならない

心の小さな囁きに耳を傾けなければならない

列車に乗り込むことで体から心が乖離していくのだとすれば

いま求められているのはゆっくりとでも

自分の足で

自分の意志で

前に進んでいくことなのかもしれない

そんなことをぼんやりと考えた平日の午後のまどろみ

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自分がいまいる現状になんとなく満足していない時や

このままでは行けないと思いながらもどうしたらいいかわからない時、

自分なりに答えを見つけるきっかけとしているのが「心の三大栄養素」という考え方。

自分が悩んだり迷ったり困ったりしているとき、じゃあどうすれば良いのか、どんな選択をしたら良いのかなんて、「びし!」っと分かるのだったら話は簡単で。でも、なかなかいつでもそうは行かなかったりする。

体調が悪いときだって、食生活が原因なら、5大栄養素とかで、毎日の食生活で何が足りてないか分析してみたらいい。足りてない栄養があればそれを摂ればいいのだから。

僕が勝手に行っているものだから、信憑性があるわけじゃないけど。

自分の中での心の三大栄養素は、

Do what I want to do(やりたいことをする)

Do what I should do(やるべきことをする)

Do what I can do(できることをやる)

が自分の毎日の中でちゃんと果たせているのか。

もし、自分が仕事としていることが、「やりたいこと」であり、「やるべきこと」でもあり、しかも自分の能力で「できること」であるなら、それは多分Happyだろうけど、なかなかそれって難しいことで。

大概はだれかが欠けていたり、そのうち一個しかなかったりする。

「やりたいことをする」っていうのは単純な話で、自分の心に素直に惹かれるものに取り組めているのかどうか。やっていて心がわくわくしたり、とことん追求したくなるようなことができているのか。一番本能的な部分。

「やるべきことをする」っていうのは、「必ずしもやりたいわけではない」けど「やるべきだと自分が思っている」こと。身近なことだと掃除とか、親 切とか、慣習だとか、なんだとかやら。本能的に心惹かれなくても、自分の価値観のなかでやるべきだと判断するものに、自分自身をコミット(献身)できてい るかどうか。

そして最後に「できることをする」は自分の能力に見合ったことをできているかどうかということ。「やりたいこと」や「やるべきだと思うこと」だけ を追うだけじゃなく、今の自分でできることを着実に「やる」ということ。そして更にその行いに見合うだけの評価を得たり、対価を得ることが大事などだと。

これら三つの栄養素と照らし合わせて、自分の今の日常でどれかが足りていないのか見つめ直してみると、心が感じている「満たされなさ」の原因がわかるかもしれない。

一つのことで3つを満たすのが難しいなら、足りてない部分を何らかの形で満たせばいい。「やりたいこと」が仕事でできていないなら、休日を使っ て、それを追求したり、「やるべきこと」をできていないなら、たとえばボランティアとかに参加してみたり、「できること」ができていないなら、認められて いない自分の何かの能力が評価されるような環境に飛び込んでみたらいいかもしれない。

心の中にもやもやした「このままじゃいけない」っていう思いがあるとき、「何か変えたい」って思うことがあるとき、自分の心と対話するきっかけになればいいのかなって思っている。

まー、こんなことを書き出したってことは、自分がいまそういう状況だからなのだけどね。しかも分析した結果、どれか一つが決定的に足りていないと いうよりも、3つともまんべんなく、満たされ切ってないって思えてしまったのが、今回は悲しいことなのだけども・・・・。転機ってことですかね。

ま、参考までに。

P.S.
ミャンマー行きの「延期」はほぼ確定です。ただ延期になった先の日程で自分が行くかどうか、は要検討ですけどね。どないしよっかのぅ。

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カウンター
プロフィール
HN:
Junya Tanaka
性別:
男性
職業:
NGOスタッフ/参加型の場づくり研究・実践家
自己紹介:
青山学院大学の社会人大学院社会情報学研究科ヒューマンイノベーションコースで参加型の場づくり、ワークショップデザイン、ファシリテーションなどについて研究をしながら、震災関連の仕事をしています。

2007年5月南カルフォルニア・オレンジ郡にある4年制教養大学を卒業しました。その後にすぐにイギリスの大学院に行くつもりが、もろもろの事情でいかないことにし、日本に帰国しました。なぜかいまだに日本にいます。人生思ったようにはならないです(笑)
後悔はしていませんが、試行錯誤です。

2011年5月にまたまた転職しました。震災関連の仕事をするためにアメリカ系のNGOで働き始めました。

また休日や平日の夜にはイベントや会議や参加型のプロセスのデザインやコーディネートをやったり、さまざまな研修や会議のお手伝いをしてます。ご関心があればお声掛けください。こういう研修ってふつう結構高いので、学生が参加できる金額でやれたらなと思っています(参加費応相談)
◇参加型ファシリテーション入門編ワークショップ
◇傾聴力ワークショップ
◇アイスブレーキング体験学習ワークショップ
◇開発と気候変動を考える参加型ワークショップ
<現在企画中>
▽発問力ワークショップ
▽ワークショップデザインコース
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