忍者ブログ
コミュニケーション・ラボラトリーの公式ブログです。イベントの告知のほか、いままで書き溜め、Mixiなどで公開していた文章なども公開していきます。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


私も今年の3月に参加したブリティッシュカウンシル主催の「気候リーダー」研修の2009年度研修が決定しました。10月に一週間タイのバンコクで開催されます。
参加費は交通費も含めすべて無料!です。

社会人のメンバーには休みを取るのが大変かもしれませんが、学生さんどうですか?

英語でコミュニケーションがとれることが必須ですが、僕のように4年間アメリカにいるような経験は要りません。
環境問題、特に気候変動(地球温暖化)に関心があるメンバーに最高の研修です。
イベント詳細ページ

気候リーダーとは
『気候リー ダー』 は、気候変動対策プロジェクトを推進する東アジアを中心とした若手社会人のネットワークです。日本からは過去2年間に渡り14名、その他の東アジア諸国か らは80名以上がこのネットワークに加わり、日本や海外での研修等に参加してきました。今年、日本では新たに10名の気候リーダーが誕生し、国内における 若手主導の気候対策活動がいよいよ本格化していきます。気候リーダーの特徴は、まず個人や地域単位で起こせるアクションを大切にすること。そして、メディ アや政府、地方自治体、教育、企業という横断的に様々な分野から参加していること。ブリティッシュ・カウンシルでは、気候リーダーを対象にスキル向上に着 目した研修を行い、気候変動対策に熱心な企業や団体スタッフが相談相手となりアドバイスを提供する機会を設けます。気候変動と経済に関するスターン・レ ビューの著者、ニコラス・スターン卿もこのプログラムに賛同し、気候リーダーの指導にあたっています。

研修参加者を募集しています!
2009年10月にタイ(バンコク近郊)で開催される気候リーダー研修への参加者を募集しています。(2009年9月3日必着)
 

 

気候変動対策プロジェクト案をお持ちですか?同じ志を持つ東アジアの若手社会人との交流に興味がありますか?プロジェクトを推進していくためのスキルやリーダーシップ能力を向上したいですか?

3回目の開催となるこの研修では、英国のプロジェクト・マネジメントのスペシャリストのもとで、プロジェクトの企画立案・運営・リーダーシップなど のスキルとノウハウを学ぶことができます。企業、政府、教育、NGO、メディアの各分野に関わりのある方を対象としていますが、今回は特にクリエイティブ 産業の方を歓迎します。

研修の内容について、参加者目線の意見が知りたい方はぜひ連絡くださいな。

では~



拍手[0回]

PR
少し先のことですが、予定をあけておいて欲しいので仮告知しておきます。

前々からやろうと思っていたのですが、個人主催で、参加型ワークショップ/ミーティングのファシリテーション講座を9月26日に開催します。

昨年から関係してる団体のイベントで1時間半ほどの入門編を行なっていましたが、それを発展させて3時間くらいのワークショップにします。

職場や団体のミーティングやイベントなどですぐに生かせる、実践的なスキルアップ講座です。

詳しくは場所(多分都内)と時間(多分午後)が来週には決まるので詳細のかかれた告知はまだ先になりますが、とりあえず興味ある方は、予定をキープしておいて欲しいです。

拍手[0回]

眠いけどどうしても書きたいので書きます。少々おつき合いを。

今日、書店でぼ〜っと本を見ていたら発見してしまいました。

「天の瞳 最終話」

灰谷健次郎さんの長編小説。僕は中学三年の時から読み始めて、計8冊。主人公の倫太郎が幼稚園から始まって、中学校に入ったところでした。

ところが、2006年に灰谷さんがガンのためにお亡くなりになって、作品は未完のままに。

僕の中で、倫太郎の話は止まってしまっていました。倫太郎だけではないです。青ポンもタケミも、ミツルも、そして彼らを取り囲む魅力的な人たちの人生も、途中で止まってしまった。

読み始めてから年月は経ち、8冊目のあすなろ編2がでてからも、長い時間が過ぎました。その間に僕は大人になってしまっても、倫太郎は中学生のまま。

倫太郎から学んだことがたくさんあった。倫太郎のおじいちゃんから学んだこともたくさんあった。倫太郎の母のメイの教育観も、大好きだったし、ミツルの姉の慧子にはあこがれのような気持ちすらあった。

子育てへの考え方も、人権の意識も、人との接し方も、僕の考え方の根幹には彼らからの影響があった。それくらい自分にとって、大きな本だったのです。

もう一生あえないと思っていました。だから書店で見かけたときの衝撃と、そして歓喜は他のものには代えがたい、何とも言えないものでした。

一冊には全然満たない、数十ページの遺稿。

書き途中で無くなったから、終わり方なんてまとまりもなにもない。読み切ったところで、止まったストーリーが完結するわけもない。

そんなことをわかりながら、一ページ一ページ、いや一行、一文字を追いながら読んでいきました。

その中には主人公の倫太郎はでてこない。彼の幼なじみの青ポンと、彼のおじいちゃんと、タモツという中学の不良グループのメンバーの会話だけ。

学校という環境で、その枠のなかで生きれず、教師から蔑まれ、疎まれ、「人間として扱われていない」と狂犬のようなすさんだ心を持っていたタモツ が、倫太郎や青ポンとの出会いを通じて、少しずつ心を開いていっていた。青ポンのおじいちゃんが聞き役となって、荒んだ心が少しずつ開かれていく。

それは自己との対話だった。
人に出会い、触れ合い、出会いを通じて、自分と向き合っていく。そんな人生を歩んでいけたらといつも思っている。そんな人生を子どもにも歩ませることができたらと。

短い、ほんと短いたった96ページ。でも、やっぱりこの本は僕に灯を与えてくれた。

もうこれ以上は絶対に進むことはないけど、僕の中で育んで行くしかない。

忘れないように、心に刻んで、また明日からも歩んでいこうと思う。

拍手[48回]



本日は、中野にて、「見えにくいもの、伝えにくいものを伝えるジャーナリスト・ワークショップ」の第1回目に参加してきました。フォトジャーナリストの安田菜津紀ちゃんに紹介されて、一緒に参加してきました。
http://www.joinpartners.jp/journalistworkshop/news/20090515.html

全4回のシリーズの第一回で、これから「知的障がい者サッカー」をテーマに、取材をしながら、ワークショップを受けていきます。

いままで、Mixiの日記などを使って、自分なりに社会に色々な問題について思うことを文章として綴ってきました。それは狭い範囲であるだろうけど、読んでくれる人に何かが伝わればいいなと思ってやり続けたことです。文章を書くことが好きで、読んでもらうことが好きで、自分が伝えたいことが自分が紡いだ言葉を通して人に伝わるというのがとてつもなく好きでした。

でも、どこかでやっぱり自分が書く文章というのに、自信が持てないことも多かったです。それを使って社会に出ていこうというところまでに至れなかったのは、もしかしたら評価されないかもしれないという恐れからだったのかもしれない。自分が好きで、拠り所にしているものが認められないなら、小さな世界で満足しているだけでいいや、と思っていたのかもしれません。

でもやっぱりそれじゃあいけないんだなと思うここ最近があったのです。

自分の目の前に「伝えたい」と思うことが山ほどあって、それを伝えるための手段として、武器としてが使えるのであれば、ちゃんとそれで勝負していかなくちゃいけない。ワークショップとか、ファシリテーションとか新しい武器も増えつつあるけど、原点に立ち返ったとき、自分が長いこと慣れ親しんで使ってきた媒体は、やっぱり言葉を紡ぐこと、文章を書くことなんだと思うのです。だから、もしかしたら評価されないかもしれないけど、リスクを負ってでも、それで勝負をし始めたい。自分が好きなことなんだから、最初は評価されなくとも、磨き上げて、自信を持てるものにしたい、と。

そう思っていたときに、なつきちゃんからワークショップのお知らせがあり、「これだ!」って思いました。タイミングは大事ですね。学びながら、いろいろ試すことができて、一緒に目指せる仲間がいて、しかも周りもメディア掲載までサポートしてくれる。新しいことを始めるのには最適な環境をいただけたのだと思います。

参加者の方々は、カメラマンをやられている方も結構多く、僕はカメラは趣味で風景を撮るくらいの(しかも完全オート)素人なので、がっつり吸収したいと思っています。環境とか、人権とかテーマで集まる人たちとは、また違った人たちとの出会いも刺激を与えてくれます。

そして、改めてジョイセフで仕事として取り組んでいる「コミュニケーション戦略」が、ジャーナリズムにおいても有用であることが、ワークショップの仲で確認できて、職場のみなさんに感謝するばかりです。無意識のうちに基礎を築いてくれていました。

べつにいまから「ジャーナリスト」という肩書きを目指していくわけでは、ないのですが、「手法」として、自分の武器として、「メッセージを伝えていく力」を高めて行きたいと思っています。

第2回の来月8〜9日は、御殿場で行われる知的障がい者サッカーの大会に取材に行きます。忙しい予定の8月が更にせわしくなりました。
週末は名古屋→御殿場→東京→大阪→愛媛 と移動する予定です。汗

では良い海の日を!

拍手[0回]


「知っているのは、名前だけ。でも、それで充分だった―」

という帯キャッチに魅かれて衝動買いした、有川浩の「植物図鑑」という恋愛小説ですが、思った以上に楽しんで読み終えました。「図書館戦争」シリーズで有名になった作家さんですが、女性視点のべたべたな恋愛小説と社会問題を織り交ぜる作風は定評があるようです。いろいろと読みながら感じたことと、最近ずっと思っていることを併せて書き綴ってみたいと思います。

ストーリーは、「ある日突然、美少女が自分の生活にやってくる」という、いわゆる「落ちもの」といわれる展開の逆パターンで、主人公の女性の生活に突然生き倒れのイケメンが登場するという、まぁどこかで聞いたことのあるような話です。

 
変わっているのは、その彼が「植物好き」で「料理上手」であるというところで、一宿一飯のお礼に彼が作った翌朝の朝ごはんが、都会育ちで外食ばかりしていた彼女の心を鷲掴む。そして、なだれ込むように「家政“夫”」として同棲生活が始まるという、現実ではありえそうもないけど、フィクションとしては書き古された感のある始まりです。

 
そこからしばしクリーンな関係を続けながら、二人は週末になると「散歩」と称して外で繰り出して、普段なら「雑草」と括られている様々な植物を、彼のうんちくを混ぜながら採取し、おいしく料理しては平らげていくのです。都会育ちの彼女も、彼に感化されて植物に興味を持ち、ずいぶんとたくましくなります。「雑草という名の草はない」というのが二人の口癖ですが、普段見慣れている植物も、都会暮らしではあまり見かけない草花も、その生態から料理法まで詳しく知ることができます。料理好きの僕ですが、山菜や道端の草を取って料理なんかしたことないのですが、草花を生活に取り入れている二人の描写がうらやましくなり、そこらの植物に視線を落とす回数も増えました。

そこから二人の恋愛の展開も、面白いのですがあまり触れないでおきます。読みながら感じたのは、「季節を味わって生きるっていいな」ということです。日本は世界の中でも四季の彩りが豊かな国だと思います。生活の中で春夏秋冬を感じて、さまざまな生活習慣や文化・慣習にも反映されていると思います。しかし、食に関して言えば、グローバリゼーションの影響か、はたまた輸送技術の発達によってか、季節とのつながりはどんどんと希薄になっている気がするのです。

今の若い人たちで、野菜の旬をちゃんと知っている人はどれくらいいるのでしょうか。僕もなんとなくは知っていてもちゃんと知っているわけではありません。それはスーパーやコンビニで、大概のものが季節を問わずに手に入ってしまう環境があるからだと思います。「いつでも、どこでも」というのは便利に聞こえるかもしれません。でもそこには深みが欠けている気がします。「旬」というのはいつ獲れるかだけではなく、「いつがおいしいのか」という概念です。そして「いつ一番栄養があるのか」ということでもあります。「いつでもどこでも」のせいで、「本当においしい時期」も「本当に栄養がある時期」も知らずに生きてしまっているのは、とてももったいない気がするのですね。


先々週の開発教育の授業で「地産地消」がテーマとなりました。地域で取れるものをその地域で消費しよう、という考えで、輸送費や運送によって排出される温室効果ガスが少ないことから、エコロジーでエコノミーであると最近広がっていますが、地産地消は万能薬ではなく、限界があります。土地によってはバラエティが少なく、都会に近づけば近づくほど、それだけで生きていくことは難しいのです。地産地消は一つの選択肢であって、だれもができることではないです。


それに比べると、季節を感じて、旬のものを食す、Seasonal dietとでも言える生き方には限界もなく、もっと多様に受け入れられる気がすると思っています。季節に合ったものを食べていれば、保存の量は減りますし、違う気候帯の地域から無理して輸送する必要も減ります。それでいて、一番おいしく、一番栄養価も高くご飯を食べられるのですから。

「いつでも、どこでも」ではなく、「今だから、ここだから」をもっと大事にして生きていくことは、「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」の時代の明確なアンチテーゼとして成り立つのだとおもいます。

季節の移り変わりとともに、「あぁ、暖かくなってきたから、そろそろあの料理が食べたいな」とか「冬になる前に、あれを食べよう」と思いを巡らせ、一品一品に思い出を重ねなることができます。そんな風に豊かに生きたいなと思うのですね。

「植物図鑑」という本は何げなく手にとりましたが、まさしくめぐり合うべくして出会った本だなという感じですね。


P.S. 片思いは緑茶のように渋く、茶渋のようにしつこい、と感じる今日この頃です(笑)

拍手[0回]

来年2月に一緒にロンドンへ行きませんか?

もしあなたが2009年1月から2011年1月の間に25歳になるのであれば、世界最大規模のユースイベント「One Young World」への参加資格があります。
http://www.oneyoungworld.com/

これは僕が先日参加してきたイベントを主催し、アナン氏が会長を務めるGlobal Humanitarian Forumも協力しているイベントで、世界192カ国から1500名の若者が集うイベントになるそうです。

参加者の1500名は、各国から最低2人ずつ選出した上で、残りの分を人口比率に合わせて配分し、各国の参加人数が決まっています。
日本は26人分の枠があり、世界で10番目に多い配分になります。

申し込みの仕方は変わっていて、世界で最大規模のSNS、facebookのアプリケーション上で立候補をし、プロフィールをみて投票してもらって決定するらしいです。

http://www.facebook.com/pages/One-Young-World/56777943052?v=app_80180539590&viewas=132300180

facebookを持っている人はチェックしてみてください。
持ってない人も、これを機にどうですか?日本語対応もしてるので。

実は日本人で立候補をしている人はまだほとんどいません!

せっかく26人も枠があるのですから、みんなで行きたいです!

One Young Worldでは5つの本会議を行う予定で、それぞれの本会議で地球規模の課題について議論をします。この議論の運営にはイギリスのオンラインマーケット調査会社が協力することになっています。すでに調査は始まっていて、第一回調査では

*明るい未来のための政治指導力の確率
*地球規模のビジネスと経済を通じた社会形成におけるビジネスの役割
*宗教と精神性に関する対話
*環境問題と環境保護
*メディア:変化するアイデンティティと権力
*地球規模の健康・保健問題

などが上がっています。

応募の仕方がわからないひとなど、聞いてください!一人で行くのはいやです。ちょっと英語に自信がない、という人でもがんばって一緒にいきましょう。世界中から参加なので、英語に自信がない人もたくさんいるはずです!
英語のサポートはしますよー。

SUAの人とかもどうですか??ぜひ!

あ、1984年〜1985年生まれじゃないみなさんでfacebookにアカウントを持っていたら、ぜひ投票お願いします〜
http://apps.facebook.com/oywcandidates/entry/279/?ref=mf

ではでは〜

拍手[0回]

カウンター
プロフィール
HN:
Junya Tanaka
性別:
男性
職業:
NGOスタッフ/参加型の場づくり研究・実践家
自己紹介:
青山学院大学の社会人大学院社会情報学研究科ヒューマンイノベーションコースで参加型の場づくり、ワークショップデザイン、ファシリテーションなどについて研究をしながら、震災関連の仕事をしています。

2007年5月南カルフォルニア・オレンジ郡にある4年制教養大学を卒業しました。その後にすぐにイギリスの大学院に行くつもりが、もろもろの事情でいかないことにし、日本に帰国しました。なぜかいまだに日本にいます。人生思ったようにはならないです(笑)
後悔はしていませんが、試行錯誤です。

2011年5月にまたまた転職しました。震災関連の仕事をするためにアメリカ系のNGOで働き始めました。

また休日や平日の夜にはイベントや会議や参加型のプロセスのデザインやコーディネートをやったり、さまざまな研修や会議のお手伝いをしてます。ご関心があればお声掛けください。こういう研修ってふつう結構高いので、学生が参加できる金額でやれたらなと思っています(参加費応相談)
◇参加型ファシリテーション入門編ワークショップ
◇傾聴力ワークショップ
◇アイスブレーキング体験学習ワークショップ
◇開発と気候変動を考える参加型ワークショップ
<現在企画中>
▽発問力ワークショップ
▽ワークショップデザインコース
最新CM
[04/11 りんご]
[05/14 Backlinks]
[07/22 higure]
[06/18 もこら]
[02/11 通りすがり]
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新TB
バーコード
フリーエリア
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
忍者ブログ [PR]