コミュニケーション・ラボラトリーの公式ブログです。イベントの告知のほか、いままで書き溜め、Mixiなどで公開していた文章なども公開していきます。
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日曜日は天気がよかったので散歩に出かけた。無計画に一人気ままな午後の散歩。先週はちょっと体調が優れなくて、ヒッキーだったからいい気分転換になっ た。行き先はガウディがデザインしたグエル公園。日曜日だったせいか観光客が多かったのがちょっと残念だったけど、バルセロナを見渡すいい景色が見れてよ かった。あたたかい太陽の光を浴びて、音楽を聴きながら、気ままに詩でもノートにおさめてみる。なんか詩っていうよりただの文章になっちゃったけどね。
『世界はどこ?』
世界へ行こう。世界を知ろう。
標語のように使い古された表現
日本を出ればそこに世界がある気がしていた。
ニュージーランド、韓国、オランダ、ドイツ、アメリカ、メキシコ、そしてスペイン。
21歳にしてはいろんな国を見る機会があった。
でも
そこに世界はなかった。
アメリカに行けばそこはアメリカ
スペインに行けばそこはスペイン
それは「世界」ではない。「世界」という場所ではない。
「世界」とはココデハナイドコカだと思っていた。
でもそれは勘違い。
じゃあ、「世界」はどこ?
いや、「世界」とは何?
そして「世界」を知るとはどういうこと?
「世界」それは概念。
この地球に息づくのが「自分達」だけではないという認識。
多様性の発見。違いの理解。
混乱と驚きを通過しながら、いろんな人がいることを把握していく。
でも世界という概念はそれだけでは終わらない。
異なるものを知り、突き詰めていく中でわかる
さまざまな社会に生きる人々の同一性。
そして本質的な人間の様相。
肌や目の色、言葉や文化などの目に見える表面的な違いに
隠された人と人との近似。
一見してまったく違うように見える「私たち」と「彼ら」も
知り行く中でわかる。
「彼ら」も「私たち」と同じだと。
「彼ら」も「私たち」という認識の範疇なんだと。
そしてまた社会というレベルでもそれは同じ。
抱える問題。似通った原因。
そうした理解から新たな認識が生まれる。
世界とはココデハナイドコカではないと。
いま生きる「此処」が世界の縮図であるということ。
「此処」も世界であるということ。
違いを理解し、その上で同じであるという認識を得る。
それが世界を知るってことなんじゃないかな。
そして大事なのは
どれだけのものを知り、体験しても、決して満足しないでいること。
自分が知るものよりも、「世界」の定義は常に大きく、常に数歩手前にある。
世界ってそういうもんなんじゃないかな。
なんて事を思ってみた日曜日の午後。
『世界はどこ?』
世界へ行こう。世界を知ろう。
標語のように使い古された表現
日本を出ればそこに世界がある気がしていた。
ニュージーランド、韓国、オランダ、ドイツ、アメリカ、メキシコ、そしてスペイン。
21歳にしてはいろんな国を見る機会があった。
でも
そこに世界はなかった。
アメリカに行けばそこはアメリカ
スペインに行けばそこはスペイン
それは「世界」ではない。「世界」という場所ではない。
「世界」とはココデハナイドコカだと思っていた。
でもそれは勘違い。
じゃあ、「世界」はどこ?
いや、「世界」とは何?
そして「世界」を知るとはどういうこと?
「世界」それは概念。
この地球に息づくのが「自分達」だけではないという認識。
多様性の発見。違いの理解。
混乱と驚きを通過しながら、いろんな人がいることを把握していく。
でも世界という概念はそれだけでは終わらない。
異なるものを知り、突き詰めていく中でわかる
さまざまな社会に生きる人々の同一性。
そして本質的な人間の様相。
肌や目の色、言葉や文化などの目に見える表面的な違いに
隠された人と人との近似。
一見してまったく違うように見える「私たち」と「彼ら」も
知り行く中でわかる。
「彼ら」も「私たち」と同じだと。
「彼ら」も「私たち」という認識の範疇なんだと。
そしてまた社会というレベルでもそれは同じ。
抱える問題。似通った原因。
そうした理解から新たな認識が生まれる。
世界とはココデハナイドコカではないと。
いま生きる「此処」が世界の縮図であるということ。
「此処」も世界であるということ。
違いを理解し、その上で同じであるという認識を得る。
それが世界を知るってことなんじゃないかな。
そして大事なのは
どれだけのものを知り、体験しても、決して満足しないでいること。
自分が知るものよりも、「世界」の定義は常に大きく、常に数歩手前にある。
世界ってそういうもんなんじゃないかな。
なんて事を思ってみた日曜日の午後。
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プロフィール
HN:
Junya Tanaka
性別:
男性
職業:
NGOスタッフ/参加型の場づくり研究・実践家
自己紹介:
青山学院大学の社会人大学院社会情報学研究科ヒューマンイノベーションコースで参加型の場づくり、ワークショップデザイン、ファシリテーションなどについて研究をしながら、震災関連の仕事をしています。
2007年5月南カルフォルニア・オレンジ郡にある4年制教養大学を卒業しました。その後にすぐにイギリスの大学院に行くつもりが、もろもろの事情でいかないことにし、日本に帰国しました。なぜかいまだに日本にいます。人生思ったようにはならないです(笑)
後悔はしていませんが、試行錯誤です。
2011年5月にまたまた転職しました。震災関連の仕事をするためにアメリカ系のNGOで働き始めました。
また休日や平日の夜にはイベントや会議や参加型のプロセスのデザインやコーディネートをやったり、さまざまな研修や会議のお手伝いをしてます。ご関心があればお声掛けください。こういう研修ってふつう結構高いので、学生が参加できる金額でやれたらなと思っています(参加費応相談)
◇参加型ファシリテーション入門編ワークショップ
◇傾聴力ワークショップ
◇アイスブレーキング体験学習ワークショップ
◇開発と気候変動を考える参加型ワークショップ
<現在企画中>
▽発問力ワークショップ
▽ワークショップデザインコース
2007年5月南カルフォルニア・オレンジ郡にある4年制教養大学を卒業しました。その後にすぐにイギリスの大学院に行くつもりが、もろもろの事情でいかないことにし、日本に帰国しました。なぜかいまだに日本にいます。人生思ったようにはならないです(笑)
後悔はしていませんが、試行錯誤です。
2011年5月にまたまた転職しました。震災関連の仕事をするためにアメリカ系のNGOで働き始めました。
また休日や平日の夜にはイベントや会議や参加型のプロセスのデザインやコーディネートをやったり、さまざまな研修や会議のお手伝いをしてます。ご関心があればお声掛けください。こういう研修ってふつう結構高いので、学生が参加できる金額でやれたらなと思っています(参加費応相談)
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